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2019.9.13-16 剱岳

最終更新: 1月2日

遅くなってしまいましたが9月の剱岳の記録をUPします。

 4日間最高の快晴に恵まれました。当初の目的・チンネ左稜線は、アプローチの長次郎谷の状況が悪かったこともあり断念しましたが、八ツ峰Ⅵ峰Cフェースの登攀と剣岳登山を楽しんできました。


メンバー: I, H, N


9.13(晴れ)入山・室堂ー熊の岩BC


(8:20)室堂ー(9:00)雷鳥沢ー新室堂乗越ー(11:00-11:20)別山乗越ー(11:50)劔沢ー(14:30)長次郎谷出合ー(19:00)熊の岩BC


 連休1日前なのでアルペンルートの混雑も少なくケーブルの始発に乗れた。室堂は快晴。気温は高く、行動中はTシャツでも暑いぐらい。別山乗越へは、雷鳥坂ではなく新室堂乗越経由で登ったが、雷鳥坂に比べて距離は少し長くなるもののコースタイムは同じで、傾斜が緩く、かなり楽なルートだった。

 劔沢までは快調。しかし、劔沢雪渓は崩壊が激しく、長次郎谷出会いまでは右岸の夏道通しで時間がかかった。長次郎谷出合でアイゼンを装着し長次郎谷へ。八ツ峰Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼ出合付近で雪渓が切れているので右岸の岩場に上り、そこからは熊の岩まで延々とガレ場・ザレ場歩きになる。とにかく足場が悪く一向にスピードが出ない。熊の岩に着く頃には日が暮れ、ヘッデンを点けて漸く到着。

 結局、右股上部のルートを偵察することもできなかったので翌日のチンネ左稜線は諦め、Ⅵ峰Cフェースを登ることにした。

 熊の岩のテントは、長次郎谷の先行者1人と我々の2張のみ。熊の岩には少し雪渓が残っており、心配した水は雪渓から染み出す水で確保できた。



9.14(晴れ)Ⅵ峰Cフェース・劔稜会ルート


(8:00)熊の岩BCー(8:30)Cフェース取付きー(9:00)劔稜会ルートP1(リードN)ー(10:00)P2(H)ー(11:00)P3(H)ー(12:00)P4(I)ー(13:10)P5(I)ー(13:50)登攀終了ー(17:00)BC


 昨日の疲労もあり朝はのんびりスタート。Cフェース取り付きまでのガレ場も悪く、アイゼンを点けて横断。お隣りのテントの人は北方稜線から本峰に向かうとのことなので、今日のⅥ峰は貸し切りかと思いきや、劔稜会ルート取付きには劔沢から上がってきた3人パーティが取り付くところだった。

 我々も準備して後に続く。1P目Nリードでスタート。2P3PをHリード、4P5PをIリード。Cフェースは簡単だけれど、快適で良いルートだった。満足。

Cフェースの頭でしばし休息後Ⅴ・Ⅵのコルへ向けて下山開始。途中懸垂下降3ピッチ。一旦Cフェース取り付きに戻りデポしておいたアイゼン・アックスを回収しBCに帰着。



9.15(晴れ)北方稜線ー本峰ー劔沢


(5:30)熊の岩TSー(7:10)池ノ谷乗越ー(10:00)長次郎コルー(10:45-11:00)本峰ー(14:30-15:00)劔山荘ー(15:30)劔沢TS


 長次郎谷出合までガレ場を下るのも嫌なので北方稜線から本峰経由で劔沢へ下ることにした。池ノ谷乗越まではほとんど雪渓がなく悪いガレ場登りが続く。

 約30年ぶりの北方稜線。行き交う人もほとんどないクライマー の世界。快晴ながらルートファインディングに苦労する。長次郎の頭から懸垂2ピッチで長次郎のコル。

 そして一般登山者でごった返す本峰に到着。ここからの下りは大渋滞が続く。本峰の北と南で別世界だ。ようやく剣山荘に到着。劔沢小屋ではビールが手に入らないとのことなので、ここでビールを買って乾杯。しばし休憩を取り、ビールのおみやげを持って劔沢キャンプ場へ。



9.16(晴れ)劔沢ー雷鳥坂ー室堂(下山)


(4:50)劔沢TSー(5:30)別山乗越ー(6:40)雷鳥沢ー室堂(下山)


 予定のチンネ左稜線には行けなかったが天候にも恵まれ良い山行ができました。雪はほとんどなかったけれど、やっぱり劔は良い!来年もまた来よう。


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